倒産企業の失敗から、成功を学ぼう! 5CS~顧客満足の失敗学
では、ここからは【おまけブログ】です。
「清水の次郎長」
今回の動画(04:15のあたり)で
元経営者が聞かせてくれた
赤穂浪士についての考えを話していますが、
私は「清水の次郎長」を
この時、思い出していました。
次郎長は、幕末のやくざ・親分です。
あるとき、ほかの組の親分から
清水の次郎長は聞かれました。
「お前のためなら死んでもいいという子分は、
どれだけいるか?」
すると、清水の次郎長は言ったんです。
「それはわからねえ。
だが、あっしは、子分のためなら命をかけられる」
この清水の次郎長の話、
私は、ある有名ホテルの総支配人から聞きました。
自分の理想とする姿だと言われ、
実際、いいホテルに育てられました。
子分のために命を差し出す親分が
理想像だと語るトップもいれば、
君主の敵討ちのために、
47人も命を落とす覚悟をしたのに、
少ないと語るトップもいます。
自分がトップなら、
どう考えるでしょうか。
「風通しがいい」と「仲がいい」は真に受けない
チームワークのところで、
長くなるので割愛した話があります。
私は取材歴が約30年と長くなりまして、
「そうとは限らない事例」をたくさん見てきました。
その中にこれがあります。
「うちの会社は風通しがいい」
「うちはみんな仲がいい」
言葉はステキなんですけれども、
ほんまかいな、と確かめなければ
そのまま記事にするのは難しい言葉です。
なぜならーー、
・新入社員が言うのと、
板挟みの立場にいる中間管理職が言うのでは
言葉の精度がまったく違う。
・当たり障りのないやりとりが多い組織と、
是正すべき点ははっきり言える組織も、
言葉の精度がこれまた違う。などなど。
ということで、
これは「チーム」と「チームワーク」
の違いにも関係あるんですが、
素敵な言葉の響きに惑わされてはいかん。
とくに、ジャーナリストはそれじゃいかん。
風通しがいいって、具体的にどういうこと?
言いにくいことを、
相手を尊重しながら言うことができるか。
後輩が先輩に対しても言える?
その点が大事だと思うのです。
YouTubeライブしまーす(^^)/
2022年8月29日(月)20:00~21:00
100回 ありがとう!記念として、
初のYouTubeライブを行います。
リアルタイムで感謝をお伝えしたいと思いました。
まだ使い方がわかっていないけど頑張って覚えます。
チャンネルのホームから、どなたでもご覧いただけます。
その場で読み上げてお返事もお伝えできます。
瀬戸川礼子でした。