旅館の女将さんに学ぶ「幸せに働き生きるヒント」とは?
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子です。
旅館の女将さんに学ぶ
「幸せに働き生きるヒント」とは?
アップしました!
こちら
今回の動画では、先ごろ出版した
『女将さんのこころ その三』の執筆で気づいた
「幸せに働き生きるヒント」をお話ししました。
ぜひご覧ください(^^)/
~ ~ ~
ここからは、動画のおまけブログです♪
前職で担当した「女将さんからの熱いメッセージ」
前職の『週刊ホテルレストラン』では
入社した初日から7年後に独立するまで、
全国の旅館の女将さんに1200文字のコラムを書いてもらう
「女将さんからの熱いメッセージ」というページを
毎週、担当しました。
下の写真は動画より。私が手にしているのは
ホテレスの連載を本にした「女将さんからの熱いメッセージ」。
1冊に100人の女将さんを掲載し、3冊の本にしました。
1冊目の黄色い帯は、永六輔さんの推薦文なんですよ!
永さんが移動する新幹線を指定されて、
車内のデッキでインタビューさせてもらったんです(笑)。
永さんは、宿の女将は慎ましく地元に貢献するのがよく、
大型旅館は好ましくないというお考えでした。
私はどちらも良い点があると思っています。
週刊ホテルレストランで担当した
コラム「女将さんからの熱いメッセージ」は、
私は原稿執筆ではなく編集者として携わりました。
いただいた原稿の「てにをは」を直させてもらったり、
内容の整合性を取ったりする仕事です。
1週間ってあっという間に過ぎるから、
毎日のように原稿依頼の電話を次々掛けるんですが、
忙しい女将さんに原稿を書いてもらうのって、
いま思うと大変で、よく続けられたなと。
当然ながら、しょっちゅう断られました(笑)
なので余計、OKしてくださった女将さんには、
忙しいのによくぞ書いてくださった、と感謝です💗
この当時からのお付き合いがずっと続いている
女将さんもいらっしゃいます😊
旅館も休日
今回『女将さんのこころ その三』の発刊で
「変化」をたくさん感じたのですが、
その一つは休館日を設ける施設の増加です。
前職で『女将さんからの熱いメッセージ」を
担当していたころは、365日24時間休まないのが
業界の誇りでもあったと感じます。
でも、毎月どこか1日は休むとか、
毎月じゃないけど年末年始明けなど
大型連休の後には1週間休むとか、
一番多いのは毎週火水木の3日間休むとか(陣屋さん)、
本当に休館日や定休日を設けるところが増えました。
「旅館で休日」から「旅館も休日」になってきた。
私はいい流れだな~と思います。
働く人の心身が休まり、
お客さんと同じように出かける体験ができ、
家族で夕ご飯という当たり前の時間が過ごせ、
誰の命も預かっていないという解放感も得られます。
女将さんになる4つの道
動画では「3つです」と言ってしまい(涙)、
文字で訂正している箇所をブログでちゃんと書いておきます。
旅館や観光ホテルの女将さんになるには
4つの道があります。
①経営者一族の娘として生まれた家娘さんである
②後継者に嫁いだお嫁さんである
③社員である
④自分で創業する
私としたことが、
この④を言い忘れました~。あかん。
あと、
②の後継者に嫁いだつもりはない方もいます。
・次男に嫁いだ
・長男だけれど旅館は継がないと思っていた
・女将をしなくていいと言われた
けれども、いろいろな理由で夫が社長になり
よって妻が女将になったというケースや、
一番の「あるある」は、
女将をしなくていいと言われていたけれど、
実際はそういう訳にはいかないというケースです(^^)
多くの方が、笑いながら話してくれます。
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全国の女将さんとのお付き合い、
これからも末永く続けさせていただきたいです。
ぜひご覧ください。
経営ジャーナリスト・中小企業診断士の
瀬戸川礼子でした。